不倶戴天

どうしてこうも周りの人間は気を使えない人しかいないのだろうか。


こういう風に書いてしまうと、あたかも自分はいつも周りに気を使って生きているのに、なんでお前はのうのうとこっちの気も知らずに生きてるんだ、という風に思っていると思われるかもしれない。


確かにそうだ。間違ってはいない。本当のことである。


勝手に気を使ってるのはそっちではないか、と言うが、逆にこっちが気を使ってなかったらどうなると思う?


お互い我儘しか言わず、互いの気持ちの尊重もしない。話し合いもろくにできず、ただただ不快な気持ちが募っていくだけではないのだろうか。


こっちだって、たまには我儘を言いたい。そろそろ君たちに気を使うのも疲れた。


今君たちが不自由なく過ごせてるのは、私が気を使っているから、というのも理由の一つに含まれることを、君たちはわかっているのだろうか。


なんで私ばかりが気を使わないといけないんだろうか。


今日も疲れた。

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