切歯扼腕

とても腹立たしいことがあった。


それは周りの人が悪いのか、自分が悪いのか誰にも分からない。


人によって悪者は変わるからである。自分が悪いと思った者が悪いのだろう。


ただ一つ言えるのは、誰が悪者であろうと怒りを持った者はその怒りはどこにもやり場がないということ。


第三者が悪いとしたら、その第三者に怒りをぶつけてもどうしようもない。ぶつけたとしたら逆に自分が悪者になってしまう。

自分が悪いとしたら、自分自身に怒りをぶつけるしかない。

どっちにしろ、怒りに行き場などない。


だからなるべく怒りという感情を持たないことがいいのだが、そんな事はこの世で生きてく上で不可能に近い。


どうしても発生してしまうこの行き場のない感情。どうすればよいのだろう、全てを諦めたら楽になれるのだろうか。


積もっていくし、どこにも捨てれない。生き苦しい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る