甘えている
楽しみを奪うのは駄目
奪われるのも駄目
自分の身体がダメで
なにもかも、駄目になった
どこにいるのか分からない
遊びをはじめることができない
継続せずに終わってしまう
鏡には、でっぷりした自分が
映り込んでいる
満足に運動をしない身体と
駄目になっていく精神
意気地無しで済ます罪
罰ばかり求めている過去
ここに書く言葉が怖い
かっこつけっているのを
知っている
楽しみではない
かもしれない
のが恐ろしい
ここは考えずに書いている
日記のようなもので
酔ったポエムみたいな
続くのは、どうしても
まっとうな人間である、と
証明したいからだ
月刊誌に詩を送るのは酔っているから
真剣に書いていたいから
なら小説は
前へ前へと繰り越して
駄目なところを取りだして
タライで洗っている
毎回、錆び付くのを知っていながら
後悔して、書かなくなる
まだ終わっていないのを知り
キーを叩いて、ここに書く
こんなにも文字を書いているではないか
まだ人間だ、と
でも、それでもダメだと分かっている
分かっているから、分かっている
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