第5話

男性の声だった、容姿は髪が紫で瞳の色が青色だ。

誰かは知らんがめっちゃ嬉しい。早く助けてください!

「取り敢えず名前を見るか、『鑑定』」

え?鑑定?それって普通は転生者だけが持ってる便利スキル!

みたいな感じじゃないの?

俺だけが使えると思ってたのに。

「ふむふむ、名前はエルヴィスか、赤子の割にはステータスが高いな。ん?異世界転生者!?取り敢えず家で引き取るか」

あれ?いつの間にか連れていかれる事になってないか?まあここにいてもやばいから有難いんだけど。

「よっと」

えっと、そんな雑に持ち上げないで、

「『空間転移』」

空間がねじ曲がった、え、何それ、かっこよ。

抜けた先には一軒家が建っている。

そのまま家の中まで連行され、ベットに置かれ…あれ?急に眠くなってきた、男性の方を見ればさっきと違い、左目が紅く輝いている。

バタッ

「すぅ、すぅ」

「どうして異世界の住民がこの世界にいるのか、見してもらうぞ、貴様の記憶を」

「……」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る