アジアン小物
フクロウの闇に孤独を響かせる落ちゆく一人気づけば朝
クラス替え君を忘れる一瞬映画のように
赤黄緑ビーズに占う天井から揺れるアジアン小物
汗と板を蹴る必死な君通り過ぎた風心で掴む
捨てられた無意識に引かれ校外活動も別にいいかも
友達になれたとしても秋時雨超えてはならない距離がある
xとy交わるその一点頬染めて皆下を向く午前
斜光と君の背丈と図書室長袖の私は小説になる
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