一線の

期待する自転車置き場の夕暮れ一筆書きの私見えてる?


西の丘飽きた飽きたと去る太陽君と並びたい一線の影


一昨日おとといの私が持った小枝から涙を流すスマイルマーク


焼き芋小さく入ったお弁当頬染めるはブレザーのせい


君は知らないコオロギを追っていた私その私は君を知らない


芯を出すちょうど良くないその長さもどかしいのは恋と同じね


週末にススキヨイヨイ秋祭り帰りは怖い夕闇のやしろ


芸術と言ってしまえばそれまでの落書きに似せた君の手のひら

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る