海坊主?多分そうかも

暑い夏の日、白金に輝くきめ細やかな砂浜を歩く。

額に大粒の汗を浮かべ、空との境界線が見えない真っ青な海を見る。

海の魔物が二つの白い目でじっ…と見つめながら、ゆ〜らりと手を振る。

僕は手を振り返す。

こんな日に、海の魔物はやってくる。

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