海溝

傷つけば傷つくほどに確実に消えない傷が増えていくこと


「タイムリミットが幸せになる」 分かると理解するの海溝


直線で強くなっていく感覚は弱い心が生み出していた


クリックが雑な音になっていく 夜を通して心が欠ける


君、ソフト指しだろう? 魂に深く刻印されているよ


秒読みが君の時だけ少しだけ早くなればと祈るしかない


レーティング溶ければ溶けるほど固くなっていく思考燃やしてしまえ


人生はクリックミスの連続だ本当に詰み、見えていたのに


海溝の底では光見えなくて光を知らぬふりをしている


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る