愛は独り言

愛はいつも独り言で

ふっと歌声にのってかけ

冷たくかじかんだ 誰かの心へ


ひとすじ流れた赤い涙

心の傷が身体からだむしばんでいく

僕は必死に心を抱えた

こんなハリボテの身体うつわ

もう いらないや


差しのべられた手のひらが眩しすぎて

血まみれのこの手のひらを隠したんだ

君が醜いものを見なくて済むように

この暗闇で僕は歌い続ける

僕が持っている唯一の輝きを

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