第5話満身創痍
家族が揃ってない。
児相の通報も、学校の嫌がらせ。
お風呂場でビニールプールで遊ぶ時に、水着に着替える?
小学1年と2年で。
私はあの学校が世界一嫌いだ。
子供は留守番が出来ない。
仕事も当然の事に出来ない。
それに、発達障害、知的障害。
精神障害。泣かなかった。
育児書も一度も読まなかった。
ふと、青空見上げて色んな形の雲を見て決心した事がある。
子供が将来施設に入らずに、衣食住賄えるように。料理も、掃除も、洗濯も、数えて無いけど中学生には出来ていた。
買い物する時も、半額や、生で食べたい時は鮮度のいいもの。
いつも、笑っていた気がする。
お寿司は半額の時間までまったり。
小学生の頃から、一緒にした。
差別に合わないように、ちょっとテーブルマナーが必要な場所にランチの時間に連れて行った。家でも安い材料で美味しく。
これがテーマ。
私は子供に可愛い服も買ってあげたいし、美容院にも連れて行ってあげたい。
自分の物はほとんど買わなかった。
子供が生き甲斐。
今も。
下の子供に会いたくて、何十回めかの電話で帰って来ることが分かった。
2日後
夏休みだったから、授業は遅れていない。
何を思ったか、号泣して。
好きな物。
そのキーワードで、桃、スイカ、メロン、ポテチ、ケーキ。
ご飯を作るのを忘れるくらい、はしゃいでしまった。
子供に内部の事を聞くと、親に髪をバリカンで刈り上げられた女の子や、火傷した子や、
ガリガリの子や、自分達見たく意味もわからず連れられてきた子や。
その中でもいじめはあったと。
児童同士で。
腐った施設もあれば、きちんと機能している施設もある。
天秤みたいに、どちらかに偏る施設や、職員。
問題がある親。
悪質な嫌がらせ。
僻み根性程醜いものは、ない。
子供を迎えに行って、ラーメンを食べて家に帰ったら、お昼寝をした。
久しぶりにグッスリ寝て、買ってきた果物、お菓子、ケーキ、ジュースを飲んで。
あっ晩御飯ない。
めちゃくちゃおかしかった。
どうしてか、スィーツばかり買ってご飯作らないなんて。
買ってあった花火とバケツを持って公園で花火をした。
みんな笑顔で、泣きそうなくらい幸せだった。蚊に噛まれてウナコーワ塗って。
アイス食べて。
家族ってこんなにも暖かいんだって。
感じた。
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