鬱病闘病記

第148話 無意味？無益？それでいい。

私はこの病気になって自分自身の存在を憂いていた。

毎日毎日まいにち、飽きもせず死んだ方がいいとか無意味で無益で非生産的なゴミだと思ってた。

無意味？無益？無能？

それでいいじゃん。周り見てみなよ。

有益なことしてる人って実はそんな居ないし、会社に属してるけどあなたより無能な人も山ほどいる。

逆に言えば普通に暮らしてるだけで誰かの人生に関わってる。

今日買った適当な惣菜や加工食品だって、何人も何人もの人が関わってる。現代社会で生きるってそういう事なんだなって思う。

休みの日何してる？とか聞かれても、大多数は何もしてない。あなたが憧れてる人だって仕事ない日はゴロゴロして動画みて食って昼寝してるよ。だって休みだし。

趣味も仕事も充実してます☆みたいな生活って案外疲れるし。稀にマジでマグロみたいに常に動き回ってる人も見かけるけど、その人は多分前世がマグロ。

人の役に立つ事って、多分自分で意識して役に立たなきゃって行動するよりももっと本質的なものなんだ。

どっちかっていうと、自分のためにしてることが実は他人のためになってましたーって言うのが現実。