第140話 性の多様性ってさ
LGBTという言葉が広く知られた昨今、
性の多様性についての理解を深めようと世の中は動き出している(遅すぎる気もするが)。
その一方で、やはり日本に根付く恋愛主義とか異性愛者主体で世間が回ってることは間違いなくて。
私は今偶然にも、身体と戸籍と性自認が女性で一致していて異性の恋人がいる。
これが世の中の所謂多数派と言われるという意味での『普通』
ただこれは本当に偶然に過ぎなくて。
私自身は昔、女性を好きになったこともあるのでバイセクシャルでもあります。
話が脱線しましたが。
要はレズビアン・ゲイについては社会に浸透しつつあるけれど、トランスジェンダー・パンセクシャルや…きっと今社会で一番理解されてないのは Aセクシャルの方々。
何がどうなってそういう思想に辿り着くのかは知らないですが、
恋愛は素晴らしい! 恋愛できない人は欠陥品!
恋愛してない人は悲しい人! おひとり様!
という独り身を嘲笑する文化が強すぎる。
大体、恋愛なんてしたい人がしたい時にすればいいだけのものなのに…
それをAセクシャルの方に押し付ける世の中が彼女ら、彼らを苦しめているのを見ると胸がギュッと締め付けられる思いです。
マイノリティにも人権を、じゃなかったの?
人々がもっと自分の性に関して明るく気軽に話し合える社会にすべきですよね。
…と最近Aセクシャルの方のお話を聞かせてもらう機会に預かって、より強く思いました。
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