第73話 生まれなければ
自分の何もかもが気に入らない
きっと世界の誰よりも自分のことが嫌い
気持ち悪い ダメなやつ 訳が分からない
幾度となく言われてきた言葉 悲しかった
けどそれを1番思ってたのは自分だった
だから反論も反抗も出来なかったんだね
顔も体も性格も考え方も大嫌い
自分を許しながら生きている 普通の人
そんなふうになれたら良かった
私は 自分を許すどころか
存在の認識すらしたくない
大嫌い どんな歴代いじめっ子よりも
私自身がいちばん嫌い
だから早く死んで欲しいんだね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます