第63話 病気?普通?


こんにちは。

三が日も終わってお仕事が始まった方も多いかと思われますが、まだまだ休み足りないですよね。

主婦のお母様方はお正月の方が大変だった事でしょう。どうぞひと息ついて過ごして欲しいものです。


私はというと他人の事を気にする余裕があるくらいには回復してきている感じがしますね。

相変わらず怠惰な生活ですが、思考もしっかりしていますし… パッと見では普通に暮らしている人と変わらないのではないでしょうか。


それでも私の死にたいは、しつこいです。

というか概念なので消えません。

いつだか影のようなものだと言ったこともありますが、本当にそのままの意味でそう思ってます。

私と死にたいは切っても切れない関係です。

こうしてメンタルが落ち着いても、ふとした時に気軽に死にたいと思えてしまうのが果たして病気なのか普通なのかも分からないくらいには。


私にとっては死にたいと思うことは日常です。

早く終わりたい。早く早く、急いで。

まだ終わらないのか、もういいだろう。

いつまで続くのか怖くて面倒で。

そんな気持ちを平常心のまま抱くのは、最早どんな状態なのかよく分かりません。

でも私にとってはもう、十何年も前からこれが普通なんです。


この状態を病気と言うのであれば、もう私は終わりだとも思います。

次の診察で相談してみて、そう言われたら。

もう終わりたいです。終わらせるべきです。

終わろう、そう思ってます。

誰に迷惑をかけるとかじゃなくて、私が無理で。

だからと言って嘘を言って欲しい訳では無いのです。

もう潮時だ、そう諦めてから終わりたいだけかもしれませんね。

でも終わるなら、どうせ終わるなら…

誰かの役に立って終わりたい。

例えばそう、小さな子供を助けて終わるとか。

私の命に少しでも意味を持たせたい。

そんなことをずっと考える今日、不思議と辛くはないのです。

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