やめらんねぇとめらんねぇとまらねぇ

 あれから、モンスターが出てきた。種類はトロール先に出たのはサキさん。刀を振るって、その軌道から桜が斬撃として飛んでいった。桜の花びら舞き散らしながら。トロールくんは真っ二つ。かっこ綺麗。すてき。

 次に出てきたモンスター、ミノタウロス。山田は魔法と近接使って倒した。両方、威力以外は普通だった。うん…普通だった。






「ヒャッハァー!死にてぇやつからかかってきなぁ!」

「負けんぞ田中ァ!この俺より前に出るとは良い度胸だぁ!!」

「《魔砲》《魔砲》《魔砲》《魔砲》」

「ガハハ!楽しいのう!お前らは!」


「怖い…」

「あ、あはは…これは、流石に…」


 ただいま俺たちはモンスターハウスにいる。何でいるかって?俺とキョウとゼロとサラムイがノータイムで突撃してったからだよ。

 図体デケェ奴しかいねぇから、蹂躙したら地獄絵図。

まず俺が殴ると粉砕するじゃろ?んでキョウが金をいろいろなもんに変形させてボコボコにするじゃろ?そいでゼロは《魔砲》の連射で消し去るじゃろ?ほんでサムライライが刀でバラバラにするじゃろ?んでそれを後ろから眺めるサキと山田。

 流石にこれはヒャッハーですわぁ。


「もはやモンスターが可哀想。どっちかモンスターかわかんないよ…」


「っぱモンスターハウス最高やなー」

「それな」

「儂も同意だ」

「ハッハァ!俺は同意しかねる!」


 モンスターを狩り尽くして、次の階層へ。

 いやぁ、それにしてもやっぱザ・ダンジョンやなぁ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る