第3話 根源

字の通り、根っこの源

これがわからない、らせんのループ

つまり、極めても極めきれない

ヒトとして、教えてもらえない

宗教なら最上の教えと言うだろうか

それを仮に教えてくれたとしよう

ヒトとして終わったと感じる

もう、ヒトではないからだ


何が根源か

そもそものヒトと言う生物、成り立ち、生まれる命だ


考えてみてほしい

知らなくていいことは知らない方がいい

知ってしまったら、ヒトは堕落するとインプットされている

過去の映像にもあるように、便利な世の中になってしまった

車、電話、電気という発明や知恵で、余計な手間が少なくなったわけだ

さらに極めようとするヒトがいる

進歩的と言葉では良いように締めくくられる

だが、締めくくられてはいけないこともないだろうか

ヒトは、実に面倒くさがりなところがある


それは、老いだ

老いから来る劣化現象

老いると何もかも嫌気がさしてくる

動くのも億劫になる

動かなくなる

これが極めてくる兆しかもしれない

それが本来のヒトとして世の中に存在する暗示だろうか


そして、らせんに入る

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