そして、そうするうち試験は終わったのだ。
さてさて。
叔父さんが日曜から小説にとりかかり、数日過ぎた。
月曜からは普通に出勤して、俺も試験のため登校して、まあ、日常生活はそのままだ。
〈白の地〉からは、特にあれから知らせはない。
「よかったなあ」
俺も栞さんも追試はまぬがれ、安心して夏休みを迎えられそうだ。
「ワン〈おはようございます〉」
そうそう。
日曜までうちにいる予定だったグレンさんなんだけど。
「おはよう、タロキチよ」
実はまだ二階にいるのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます