終章
1 クルーザー『リビエラ39』
綾乃は、携帯したすべての武器と警察手帳を部屋の中に残し、携帯を水没させるとマリーナに向かった。
ヤシの木が整然と植えられた並木道は、多くのヨットが係留されているマリーナまで続いている。
すでに、深夜の12時を越えている。一艇を除いたすべての船には人影もなく、港を照らす外灯の光も、ただ水面で揺らいでいるだけであった。
大きなクルーザーが、マリーナの出入り口付近の橋に係留されているのが見えた。『リビエラ39』の文字が読み取れる。船は、40フィート近い大きさであろうか。
綾乃が近づくと、漏れる灯りがデッキに立っている男の顔を浮かび上がらせている。
「成宮だけど、娘を返してもらいに来たわ」揺るぎのない母の声であった。
「娘は、中にいるよ」若い男が、ぶっきら棒に言った。
男に指示され後部デッキから中に入ると、10人は座れそうなソファーが設えてあった。中にいた二人の若い男達が綾乃と交代する形でデッキへ出て行くと、綾乃と中年であるが精悍な顔つきを持つ男が船室に残された。
「これは、綾乃さん、よく決心がつきましたね。権力を背負っていなければ、何も出来ない女性だと思っていましたよ、流石に母親である女性は強い」
「彩香は、どこにいるの?」
「心配しなくても良いですよ。下の寝室で寝ていますから」
「彩香に、手出しをしたら、一生後悔することになるわ」
「あんたは、やはり噂に聞いていたとおり、気が強そうだ」
「あなたとは、面識はないけれど、一体誰の指示なのかしら?…」
「それを明かすことは出来ない相談だが、ある組織からこの機会を利用して、あなたから女としての尊厳を奪ってくれという指示を受けましてね。私も、あなたがどういった人間か興味を持った次第なのですよ」
「尊厳を奪うって、どういう意味で言っているのかしら?」
「男なら、半殺し。女なら、まわしという言葉があっているかも知れないな・・・」
「その対象が警察官なら、あなたは重い罪を背負うことになるわ」
「ところが、あんたは、警察官としてここに来たわけじゃない。一般人の母親として来ていることを、忘れてはいけないな」
「あなたは、私が警察官だと認識している。そんな理屈が、通るわけないわ」
「それなら、あんたの代わりに、それが可愛い娘でも俺たちにとっては、一向にかまわない事だよ。 結果として、母親が心に傷を持つことには変わらないからな」
娘を人質に取られた綾乃にとっては、今まで経験をしたことのない窮地だと言えた。
「一つだけ聞いていいかしら?」
「何だ?」
「あなたにも、家族はいるのかしら?」
「成宮さん、身辺調査なら断るよ」
「違うわ、子供を持つ母親として聞いているだけだから」
「・・・、ああ、いるさ。しかし、かつてはと、言い換えても良いかも知れないな」
「それは、どういうことかしら?」
「俺がこの世界に入った、きっかけとなった事だった。妻が一人娘を連れて、神隠しにでもあったように、俺の目の前から突然消えたのさ。5年前のことだから、俺もまだ堅気の仕事をしていた頃だよ。若い男と暮らしているらしいと、噂が立っていた。家族のためにと、昼夜を問わず働いた結果がこれだった。 つくずく、理不尽な世の中だと思ったよ。世の中を呪いもした。
しかし、そんな心の状態を救ってくれたのが、この世界の男達だった。
家もない、家族もいない、そんな男の流れ着く場所は、この世界しかなかった。 一度兄弟の盃をかわせば、本物の親子以上、また兄弟以上の関係になれるのだからね。それとは違い、男と女の関係なんて何の保証もないのは、あなただってお判りでしょう。所詮、男と女の関係なんて錯覚のうえに成り立っているものでね。愛する気持ちが無くなってしまえば、なにも残っていない。信じられる唯一のものは、子供に対する親の愛情だろうね。いつしか子供は、親から離れて行くものだが、親の愛情はいつまでも子供を追い続ける・・・、少し、話がすぎたようだな・・・」
「いえ、少しはあなたを理解出来たような気がするわ」 綾乃の本心から出た言葉であった。
「俺はいま、あんたの娘を人質に取っているが、何があったか説明してくれるか?」
綾乃は、これまで自分が捜査を進めてきた中で知り得た事実を全て話した。
「娘さんと、あんたのすれ違った仲を取り持ってくれるなんて、良い話じゃないか」
「そうなの。彩香の友達がこの話に乗ったのも、無理はないと思うわ」
「そうだな。友達ってのは、いいもんだよ」
「野添さんのことを、良く知っているのかしら」
「ああ、良く知ってるよ。野添さんからの依頼で、裏切られたことはなかったんだ」
「でも、どうして彩香が人質になるようなことに?…」
「俺は仲介者として、ある反社組織に3人の男の派遣を依頼したんだ。これは、ご存じの通り砂羽さんが拉致されたように見せることで、あんたが捜査に乗り出すように仕向けるためだった。約束の通りなら、あんたがあの部屋に現れた時点でこの仕事は終わるはずだったんだ・・・。
それが、一時間ほど前のことだ。野添さんからでなく、ある人物から直接指示があったんだ。シナリオは、全てこのクルーザーに置いてある手紙に書かれているとね。それは、あんたを凌辱し、人格破壊することが主だったテーマだった。
正直、警官の前で言うのも何だが、男をバラせと指示をしたこともあった。でも、それは、やくざの世界のことで、それなりの理由があった。ましてや、素人に手を出すなんてことは、なかったんだ。 自分自身、時には達成感を感じたこともあった、この仕事を続ける意味もあった。しかし、女の警官をヤルとなると事情はかわってくる。だがな、闇からの命令に従わないことは、自分の命を捧げることになるんだ。気付くのが少し遅かったけどな。
そこを、分かって欲しい。成宮さん・・・」
「教えて! 闇の人物って、だれなの?」
「成宮刑事も、ここで命を落とすことは、本望ではないだろうよ。あんたの今の仕事は、娘さんを無事に普通の世界に返してあげることじゃないのか?」
「分かったわ。だったら、すぐに娘をここに連れて来て…」
男は、狭い階段を降り、彩香のいる寝室の前に立つと、軽くノックをしている様子であった。しばらくすると、階段を上る二人の足音と共に、彩香が現れた。
「お母さん……、やっぱり来てくれたのね…」彩香の第一声であった。
「彩香、元気だったの?…」これが、10年ぶりに娘に掛けた言葉である。
お互いが見つめ合うだけで、言葉が続かない………。
「うん…、お母さんは?」
「お母さんも、元気だったわ……、」
娘を見つめる綾乃の目から、涙が溢れ出た。熱い涙であった。
「今日はね。警察官ではなくてね。あなたの母として、あなたを救いに来たの。
たった、7年間だったけど、わたしは心からあなたを愛していたわ。そして、これからも、あなたを愛し続ける事実は変わらない、だってあなたの母だもの…」
「ありがとう、お母さん…、もういいから、自分を責めなくていいから…、」
「ありがとう、彩香…、お母さんを許してくれなくても良いから、今度はお父さんの生き方を理解してあげてね。新しいお母さんが、来たとしてもね」
「お母さん、どうしてそんなことを知ってるの?」
「だって、お母さんは、捜査が得意な成宮綾乃ですもの…、」
「お父さんに、伝えておくね。綾乃さんが祝福してくれているって!」
「さあ、彩香! 部屋まで走って行くのよ!」
彩香がその声に押され、短い階段を駆け上がりバックデッキに出ると、3人の男達が本能で動いた。
「その娘を解放してやれ! 何もするな!」中から、大きな声が聞こえてくる。
「人質が、変わっただけだ・・・、」
2 愛ある凌辱
「綾乃さん、あんたが娘の代わりに残った意味は、分かっているはずですよね」
「分かるわ。私も、世の中の道理を知ったいい歳のおばさんだから…」
「そんなに自分を卑下することもないと思いますよ。女も、歳を重ねるほど、若い人間にはない成熟した色香が備わるものですよ。ただし、それなりの努力も必要だがね」
「ありがとうございます。でも、そんなに気を使わなくてもいいわ。あなたの目的は、女の凌辱なんだから、意味のない言い訳なんて無駄な事だわ」
「さあ、彼らの目もあることだし、下の寝室に来てもらいましょうか ・・・」
綾乃は、男に導かれるように階段を降りると、3坪ほどの寝室に引き込まれた。 ここは、ゲスト用の寝室であるようだ。
「まず、下着だけになってもらいますか。拳銃は置いて来たと思うが、あなたの事だ、一筋縄ではいかない女刑事さんですからね」
「安心していいわ。権力を背負っていないありふれた女として、あなたに会いに来たのだから」
綾乃は、白いシャツに続き、タイトスカートも自ら脱ぎ捨てた。白く細い肩紐が、成熟した女の色香を匂い立たせている。
「まず、ひざまずいて、もらおうか・・・」
男がbottomを脱ぎ棄てると、解放されたかのように躍り出た分身が、綾乃の口の中に無理やりねじり込まれた。
「綾乃さん、凌辱っていうのは、こういうことを言うんですよ。それも、快楽のためじゃないんです。女の尊厳を奪うのが目的なんです」
綾乃は、口の中で抜き差しされる未知の物体が喉の奥まで達すると、その苦しさに身もだえた。意に反して、目から涙が流れ出る。
意識が遠のくにつれ、愛した男達との記憶が蘇ってくる。これが愛した男達のものなら、味わうことも許される行為なのかも知れないと、綾乃は考えを変えた。
突然男のものが引き抜かれると、一気に肺の中に空気が流れ込み、意識が蘇った。
男は、綾乃の目じりから流れた涙を太い指で漉くっているようである。
「綾乃さん、今度は、ベッドに手を着いて後ろ向きになってもらおうか。ガーターは、そのままでいいから・・・」
綾乃は、男に背を向けると、ベッドに手を着いた。女の無防備な神聖と言えるほどの姿がそこにあった。男は、戸惑い、また未知なるものへのあこがれを感じている様子である。
男は、意を決したように、乱暴に動いた。邪魔なものを剥ぐように、小さな布切れがひざ下まで下げられた。
「少し、我慢をしてくれないか」の言葉と同時に、熱く差し込まれるものがあった。
準備の出来ていない鞘は、激しくひずみ、侵入を拒んでいるようであった。
綾乃が、痛みを肩で表すと、許しを請うように男の手が優しく髪を撫でた。
これは、もはや凌辱とは呼べない男女の愛ある営みの姿であった。
綾乃は、長い脚を自ら開くと、男の動きに合わせた。男から声が漏れ始めている。
綾乃は、この時意識を代えていたのだ。拒否するのではなく、愛する男との契りであると考えれば、男を受け入れるための熱い泉も湧き出ると・・・。
綾乃の反応に呼応するように、男の動きにさらに優しさが加わって行く。
綾乃の口から、我慢に耐えられず漏れ出た喘ぎが部屋を満たしている。
「綾乃、綾乃、俺はもう限界だ!」男の動きが加速され、意識が昇華される一歩手前で、綾乃が動いた。綾乃の肘が、男の腹に埋め込まれていたのだ。
突然鞘から引き抜かれた男の分身から、行き場を失った白い液体が迸ると、綾乃の背中に降り注いでいた。
しばしの静寂を破ったのは、綾乃の声である。
「柏木さん。私も満たされたから、残念だけど凌辱ではなかったことになるわね」
「・・・、綾乃さん、ひどいな。暴力は勘弁だな」
「ごめんなさい。でも、あなたの最初の行為も十分暴力と言えるわね」
「それは、謝るしかないな。若い3人が見張っている以上、示しがつかないからな」
「それより、早くこの場を去った方が良いわ。そろそろ、救援が着くころだから」
「綾乃さん。恩に着るよ。娘さんとの関係上手くいくと良いな。俺も陰ながら
応援しているよ」
「ありがとう、柏木さん。今度は、鎧を脱いだ男と女で会うことも、いいかも知れないわね」
「そうだな。そんな日が訪れるまで、無事でいてくれよ。『女の武器』の携帯は
大いに歓迎だからな」
「最後に確認したいことが、あるの…。あの私に宛てた『挑戦状』は、あなたが書いたものなの?」
「真実を明かすことは出来ないが、俺は、学生時代から作文が苦手だったと言えば分かってもらえるかな」
「ありがとう。あなたを信じてよかった……」
柏木が、服を整えデッキに出ると、若い男の中の一人が、声を掛けて来た。
「柏木さん、もう終わたんですか? じゃあ、次は俺という事で・・・」
「残念だが、もうそんな時間はなさそうだな。おまわりが来る頃だ」
「えッ、それなら、早く言って下さいよ」
3 マリーナの夜明け
彩香に導かれ、加賀町署強行犯係がマリーナに到着したのは、男達が去った5分ほど後のことであった。彩香だけが、綾乃の身に起きたことを理解していた様子であった。しかし、そこに悲壮感はなかった。柏木の性格を理解していたためである。
「どうしたんですか、警部補? 丸腰では、ないですか?」古畑巡査部長が、普段とは違う綾乃のなりを見て、声を掛けて来た。
「大丈夫よ。結果的に男達を逃がしてしまったけど…」
「警部補に怪我がなくて何よりです。それより顔が上気してますが・・・」
「分かった? あんまり疲れたから、シャワーを浴びちゃった‼」
「・・・、⁉」古畑巡査部長には、理解不能の出来事であった。
「でも、ここが良く分かったわね」
「このマリーナに、来ていることは、分かっていましたから、あとは、部屋の番号を知るのみでした」
「どうやって、部屋の番号を…?」
「それは、警部補のGPSが、途中で切れたのは、誤算でしたけど、高杉専務を調べていく中で、このマリーナの中に部屋を所有していることが分かりましたので、あとは、電話を入れて確かめることでよかったのです」
「そうなのね、クルーザーまで辿り着けたのは、どうして?」
「それは、我々が部屋に到着したと同時に、娘さんの彩香さんが部屋から飛び出して来て、私が案内するから、お母さんを助けと欲しいと、訴えて来ましたので、後を追ってクルーザーまで来ることが出来たという訳で・・・、しかし、勇敢な娘さんですね。さすが、母親譲りというか・・・」
「そう、ご苦労様でした。もう夜も明けるわね。今日は、ここで解散することにしましょう。娘の彩香が、このクルーザーに強制的に連れ込まれたことは、否定できない事実だけど、彼らを検挙にまで繋げるのは難しいと思うの…」
「そうですね。せいぜい、偽計業務妨害ぐらいかと・・・」古畑の判断である。
「そうね。でも、全体像から判断をして、一番罪を償わなくていけないのは、プロデューサーの役目をした人間ではないかしら。それが誰なのかは、今のところはっきりとは分からないけれど、それを明らかにするために、私から、三枚目の『挑戦状』を送ることにするわ‼」
「それには、異存がありませんね。」
闇に覆われて、全体が見通せなかったマリーナが、白々と上がってくる太陽の光を浴びると、姿を現し始めていた。
「こんなに綺麗なところだったのね」彩香の呟きに、砂羽が頷いた。
「私、つくづく思ったわ。こんなに素晴らしいお母さんがいる彩香って、幸せだなって……。私も欲しいくらいだわ」砂羽の言葉に、今度は彩香が頷いた。
4 再び湘南の海へ
「古畑巡査部長、砂羽さんを無事に横浜の両親のもとに届けてくれるかしら?
彩香は、私が送って行くから。成宮綾乃としてね…。」
「了解です!」
綾乃と彩香を乗せたMAZDA6は、マリーナの敷地を抜け出すと国道134号線に出た。左サイドに広がる海が、オレンジ色に染まり始めている。二人は、窓を開けると、清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
「お母さん、本当の気持ちを言うとね。お母さんのいなかったこの十年の寂しさは、どうしても埋められないの…。それだけは、分かってくれるかな…。
どんなに、お母さんが陰ながら私を愛し続けていてくれたとしてもね。
でも、戻らないものは、今更どんなに悔やんでみても無駄だということが分かったの。これが、私が少しでも成長したという事なのかな。人と比べること自体、意味のない事だし。
今となっては、成宮綾乃の活躍は、正直素晴らしいと思うわ。綾乃の跡を、時代が追い付いてきたって感じかな。あの雑誌の特集記事を見た時はね、羨ましいとさえ思ったの。私には、到底出来ない事だし。今回のことでね、綾乃が私のお母さんで良かったと心から思えるようになった。だって、こんな映画のように活躍する母親を目の当たりに見ることが出来たなんて…、これも親友の砂羽のお陰かもしれないな。
これからも、ずっと、私のお母さんでいてね。綾乃さん…。」
「ありがとう、彩香…。お母さんは、人から言われるほど、心が強くもないし、信念もないと自分では、分かっているつもりなの。心配で眠れない夜もあったし、幾度も悔しさに泣いたこともあるの。でもね、そんな時に限って、幼いころのあなたの笑顔や理不尽さに生きる希望を失った人たちの顔が浮かんでくるのね。これが、私が再び頑張ろうと立ち直る原動力になっていたの。そういう意味では、あなたに助けられたこの10年だったと言っていいわ」
「だったら、少しは、綾乃さんのお役に立っていたという訳ね」
「そういうことに、なるわね。一つだけ人生の先輩としてね、あなたにアドバイスを贈るとしたら、『社会の中で自分の居場所を見つけたなら、そこで精一杯生きて行く』という言葉かしら。人のまねをする必要もないし、羨むこともないのよ」
「分かったわ。精一杯生きてみる…」彩香は、何かが吹っ切れたように、進行方向に視線を戻していた。
「お母さん、今度ランチでも一緒に食べない?」
「いいわよ。お安い御用です」
「葉山にある『ラ・マーレ』って、名前のレストランなんだけど…、ブイヤベースが特に美味しい…」
「知ってるわよ。あなたのお父さんと初めてのドライブデートの帰りに寄ったお店だし、この間も一人で食べに行って来たわ」
「ええ?、狡いよお母さん! 今度は、私と一緒にね!」
「だったら砂羽さんも、ご一緒にどうぞ!」
「ありがとう、お母さん……」
短い二人だけの時間であったが、心が近づいた瞬間であった。
彩香は、車を降り振り向きながら母に手を振ると、住み慣れた家の中に消えて行った。それ以来、綾乃が、7歳の少女の幻影を見ることは、無くなったのであった。
『託された挑戦状』 完
あとがき
第三章と終章は、一気に書き上げてしまいました。
長々と書き連ねるのは、主題がぼやけてしまう恐れがあったからでした。
例えば、綾乃と柏木との関係の発展話とかですが・・・。また、闇の人物の正体も気になるところです。
18歳のまだ少女と女性の狭間にいる人物の感情描写は、耕太郎にとって憶測でしか書けませんでした。でも、現実の母娘の関係は、もっとドライで傷つけあっているような気もするのですが…(笑)
かえって父親の方が、ロマンティックな目線で娘を見ていたり・・・。
『女刑事 成宮綾乃』シリーズ、書いてよかったと思っています。@junkoさんに、励まされながらですが。日常生活の中で、少しでも追体験をして楽しんでいただけたら嬉しい限りです。
これからも、気長にお付き合いよろしくお願いします。
耕太郎
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます