第11話 宇宙軍サイド
木星シティのヘリオポリスでは、なおもサーチエンジンの部隊が取り締まりを行っていた。そのような中、凛子がいる組織が摘発を受けたのである。アルは既に木星に向けて出発をしていたが、そのような連絡は受けなかったようである。
アルは凛子が無事ではないことを知らされていない。凛子の組織は潰され、宇宙軍に取られる事となるのである。何も知らないアルは危険な木星シティのヘリオポリスへと向かっていた。
地球軍はスパイ組織である木星の撤収を模索するようになり、アルは使い捨ての存在へとなろうとしていた。
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