第6話 どこに飛ばされるか

「アル・ドルチェ、君を木星シティ、ヘリオポリスへと配属する」

 アルの配置先が決まる頃になると、宇宙軍の侵攻は更に激しさを増していた。アルがヘリオポリスの異動が決まると、同期の誰もがびっくりするのであった。最前線に近い状態で飛ばされたアルは、新人ながら重要な役に就く事になる。

「あの、ヘリオポリスって。それは本当ですか、ちょっと信じられないのですが」

 アルは手柄を立てている訳でもないのに、戦地に近い所へ飛ぶ事となる。

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