第3話

…東の國(トウノクニ)そこに産まれた薄利の血を引くもの…その名は圓明(エンメイ)といった。…東の國…、そこは"砂國"とも呼ばれ、資源などに恵まれない貧しく争いの耐えない國だった…。


…西の國(サイノクニ)。産まれた薄利の血を引くもの…その名は天香(テンコウ)。博学多才(ハクガクタサイ)閉月羞花(ヘイゲツシュウカ)凡てを手に入れた彼女。その國は"水國"とも呼ばれ、美しい水の都であった…。


そこには、あと一人薄利の力をもつが予言にないものがいた。その者の名は、光琳(コウリン)、天香に負けず劣らずの才美で國を納めていこうとする。しかし光琳(コウリン)は自分の異常なまでの美しさに対する執着をあやかし達にも向け、天香に敵対することとなるのであった…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る