第48話 探偵のネタばらし1
レギュラー、街の仲間から見てみよう。
🔶正和君、荒井博文、吉田ヒカルは、ひでちゃん(調理師)、ヨシ(医師)は、中学の同級生。
正和は実に熱血漢の教諭だ。珍しいタイプ。彼を主人公に学園ものを書きたいくらいだ。釣りが趣味らしい。彼とはキャッチボールしたいよなあ。
ヒロくんは実に熱心な読者かつ、アドバイザーだった。「だって…」と桃介がいったくだりで、最初僕は「だって、だって、僕んちケーキ屋なんだもん。か!」という、俺すらよくわからない坂本九さんの「けんちゃんシリーズ、ケーキ屋けんちゃん」のネタを書いた。しかし、博文くんが「だって、といえば、だって、だって、だってなんだもん、の倖田さんではないか?と。」という具合にいくつか直している。
ひでちゃんは、調理師だが、中学の時に同じ陸上部だった。ヨシは、小学校の児童会会長で、僕は選挙で負けて2位で副児童会長だった。そんな思い出。
🔶恵子ママ、東雲さんは、僕を含めた旧来からのお友達。
特に恵子ママについては、私の人生の師匠になる。恵ちゃんが、東雲さんの描写を読んでうけまくる、うけまくる。しかし東雲さんは中々の天然さんなため、特には「そお〜?似てるかしら?」という様子である。
🔶キイチは、大学友人ではなく、高校同級生だ。大学生になり、上京し、成増に住んでいた頃の話だ。
道を歩いていると、遠くから、バイクに乗った大柄の男性が「れ〜〜〜い〜〜〜〜!」とすさまじい勢いで叫んだ。
「はっ?誰?やば。」
ヘルメットをとった青年は、高校同級生のキイチだった。
「お前はなんでここにいるんだ?」
「だって新聞奨学生だそいさ。」
「自分で学費稼いでんだ。偉いね。」
「れいを新聞配ってたら、何回か見てたんんよ。そいでさ、声かけたんよお。」
「叫ぶなよ、完全にやばい人だぞお前は。うち近いけん、寄っていく?」
キイチは、成増ボロアパートに寄っていく。
「キイチ君、お腹すいてるんかね?カレーたべてきない。」
サホが珍しく在宅しており、あったカレーを出した。キイチは「うまいうまいうまいうまい」とやたらとくちばしりながら凄い勢いでおかわりしていった。なんだそれ。
🔶カトウシンタは、俺の、弟的な、いとこだ。最近「れいくんは弟いたよね?」とやはり中学同級生の調理師ひでちゃんに言われた。
「シンタは弟でなくいとこだ。」しかし、夏休み、冬休みと、新潟にやたらきて、一緒に生活していたから、友人から見たら弟に見えていたんである。わかるわかる。シンタを弟のように俺は溺愛していた。子供が俺は好きだ。
🔶みかんちゃんは、小○そばの新人店員である。みかんが好きだからみかんで!と指定された。
実に可愛らしいためスカウトしたのだ。この前にあって、確認してもらった。僕は本人承諾を丁寧にとる。やはり実物をモデルにするのは、整合性の問題だ。完全に想像で作り出すと、イマジネーションわかないうえに、不自然な人間が、できる、整合性がないように僕は考えている。
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