第46話 仙人マサルと仲間達

 私は、(中間審査には残ったがもちろん遠く及ばない)カクヨム大賞をとるため、台東区某所にて、合宿を長く敢行していた。

 そこで知り合ったのは、素晴らしい出会いだった。

 🔶仙人

 🔶おかちゃん

 🔶K郎

 🔶Yさん

 🔶ふーみん

 

印象に残るのは、この5人。


🔶仙人は、東北からきた。私より20年先輩だ。僕は毎日、人間関係論と、宗教、政治の見方、あらゆる価値観を、仙人とぼくが名付けたおじさんと議論した。毎日、夜におじさんは1階ロビーにいる。僕は毎日楽しみだった。「れいちゃん、○○だぞ。おじさんはなあ〜」率直に叱ってくれる。ありがたい。学びました。また喫茶店で350円のコーヒーを飲んだ話しをしたら、おじさんが「れいちゃん、おじさんはなあ、500円でだいたい生活してんだぞう。350円のコーヒーいいなあ」と。僕はお金の大事さを深く感じるのである。様々な学びをくるたおじさん😢

また会いましょう。



🔶おかちゃんは、和楽器奏者。優しい顔をしたイケメンだ。また文才がある。私の良き理解者になった。おかちゃんは僕と似て個性的で、デリケートで意外と理論家で、僕と違い理解力があり飲み込みが早い。しかし、私は、おかちゃんを不快にもたまにさせる。おかちゃんは、遠慮がちに、僕に言う。ごめんね。至らなくて。いつもありがとう。


🔶K郎は、アメリカ在住のアーティスト(名前あるから詳細省略)

 実に竹を割ったような珍しい好青年。イカツイ。体格良くオシャレ。女のコにもてる。僕に様々なことを教えてくれた。「れいさん、僕はれいさんをおもって言うんですよ。」励ましと提案。年下から受けたが、かなり納得して学んだ。かっこいいやつである。ありがとう。


🔶Yさん

雑学王。文学や歴史や社会に詳しい。

外国で脚本を書いたはなし、料理を女性が作れない話(米を洗剤で洗うとか)、歴史のはなし、時事問題。みんないつも勉強になった。いつもセッセと自炊して、早起きで仕事場に向かう優しいおじさんだ。いつもお疲れ様。ありがとう。


🔶フーミン

 フーミンは、若手だ。彼には若者のお付き合いや、人生観を垣間見た。彼は、実はなかなか癖がある。うまく自己実現してほしいなと応援したい気持ちだ。人の心に入り込む力があるし、独特な見方を持つ。成長著しい。学ぶ気持ちがさらにあれば大成しそうな若者だった。ありがとう。


 僕の台東区某所での生活、毎日、夢のような時間だった。

 僕はかけがえのないものを手にした。小説家になったから、あった出会い。


 人生の本質は、出会いだ!😀

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