Boy meets a girl or girls.という、どこにでもありうる悩み。

第4話 BOY meets the GIRL, even if he has some other situation(s).

　他にいっぱいあるのだろうが、知るところとしては、『涼宮ハルヒの憂鬱』と『俺ガイル』。どちらも、♂としてはダメな主人公。

　『涼宮ハルヒの憂鬱』の方は、文言通りに読むと、主人公というか宇宙がハルヒのもの（それを設定しているキョンという読みをその亜流）。驚愕の後、１０年を経ての続作は読んでいないので知らない。

　『俺ガイル』の方は、一巻を読むと、ありそうでない♂♀の関係を描いている。アニメ続編までいけそうと見えた頃から、比企谷君= ヒッキーを巡る三角関係ストーリーの展開となったと思われ。

　両方、どちらも商業的は充分に成功しているし、両作とも読んだ身としてはシチュエーションが許すならば書き手とてもありと思う。ただし、シチュエーションが赦さないと厳しいし、読み手のために書き進めるのは難しい道。