第13話 ゆっくりと始まる
科学士官たちは 船室の中で
水球
段々と大きなってゆく水球 サッカーボール・サイズよりも大きくなりつつある
宙に浮かぶ 『水球』の対応に掛かりきりだった。
廻りに浮かび、廻っている小さな黒いボールの動き、
1つだけでなく、残り二つも不安定なっていた。
「元の大きさに復元しようとしてるのでしょうか?」「そうなるとまずいねえ」
「何せ惑星サイズ 宇宙船が崩壊するよ」
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