29代 犬養毅
名前 犬養毅 いぬかい つよし
生没年 1855~1932
出身 岡山
在職 1931.12~32.5
与党 立憲政友会
・中学校でも習う人物。「犬養」という聞き慣れない名字に驚き、何をしたかはわからんけれども名前だけは覚えているという人は少なくない。清浦とかも珍しいんじゃないかと思うけども。
・若槻内閣と与党は違うけれど、外交方針は同じで、不拡大方針。関東軍によって勝手に作られた満州国も承認しなかった。
・そのため軍人のヘイトを買い、首相官邸で海軍将校によって殺害されてしまう。その時、「話せば分かる」と言ったそう。犬養の死によって、原敬が初めてつくり、加藤高明以降、曲がれなりにも続いてきた政党政治(憲政の常道)は終わりを告げた。
・犬養は実は政界の大物で、第一次護憲運動、第二次護憲運動にも参加した。
・ちなみに、肉声も残っています。NHKの「映像の世紀」で見れますし、YouTubeでも聞けます。
在職中の出来事
1931.2 血盟団事件 井上準之助前大蔵大臣、暗殺される
リットン調査団が来日
.3 血盟団事件 団琢磨三井合名理事長、暗殺される
.5 五・一五事件発生 犬養首相が暗殺される
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