詩集 エメラルド・アイ

仲仁へび(旧:離久)

第1話 組織の鎖



「鎖の呪縛から逃れて、外に出たらきっと…」


 自由な世界を求めて

 鎖につながれた人生を手放す


 通を歩く人々の足跡は

 予測不可能なものばかり


 緑の瞳にうつるのは

 遥か昔に人々を抱いていた森林


 枯れ果てた心に 潤いを

 陽に焦げついた願いに 木陰を


 大樹の枝から 鳥が飛びたつ

 すいこまれるような空を

 自分のものにしながら


「何もかもが決められていた世界から、何も決められていない世界へ」


「自由の恐ろしさも魅力も知って、それでも飛び出す」



「ストーリー」

 とある組織の人間として育ったユウは、自由を知らずにいきてきた。

 しかしある時、出会った少女から「自由」について聞いた彼は、組織の鎖から逃れようと行動する。


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