コミュ症がつくる理想郷<ユートピア> ~神に転生させられた俺がもらったスキルで静かな場所を作るまで~
H姉
プロローグ
ここはどこなんだ?トラックにひかれたはずなんだが....
真っ白な空間にポツンと一人の男が立っている。
『やあ。はじめまして。僕の名前はヴァール。異世界の神だよ。よろしくね』
「……」
『よろしくね』
「……」
なぜこんなところにいるんだろう....というかさっきから話しかけてくる奴は何なんだ。ちょっと黙っててほしい....
『なんで会話してくれないんだろう....ちょっと記憶をのぞいてみるか....』
さっきからこいつは何を言ってるんだ?訳の分からないことばかり話しやが
『君、話すの苦手でしょ』
な!?なんでこいつが知ってるんだ!
『なんで知ってるかって言われてもねぇ....記憶を見たから。としか言えないかな』
心も読んでやがる....本当に神なのか....?でも最初は読まれてないしなぁ....
『僕は心なんか読むより会話のほうが好きだからね。まあ、静君が話すのが苦手なら心を読むほうが話しやすそうだし心を読ませてもらったよ』
なるほどな。で、俺になんかようか?
『君にはね、僕の管轄である惑星マリオネッタに転生してもらいたいんだよ』
なんで転生しないといけないんだ?というかなんで俺なんだ?
『いやぁ~ダーツで決めてるんだけどね、たまたま君になったんだよ。やったね』
は....はぁ....。なんか雑だな。
『まぁ今までの慣例でやってるだけだから。仕方ないとでも思ってよ』
はいはい。で、俺に何をさせようとしてるんだ?
『特に何もないよ。強いて言うなら生きていてほしいな』
ふーん。転生先はどんな世界なんだ?
『そうだね。生物には最低でも一つのスキルという技能がある世界だね。君にもわかるように言うとラノベとかに出てくるようなやつだね』
なるほどな。俺にもスキルがもらえるのか?
『もちろん。こちらの都合で来てもらうわけだしね。僕が君にぴったりなスキルを考えておいたよ。期待しててね』
了解。
『じゃあそろそろ転生させるよ。頑張って生きてね』
ま、できる限り生き残ってやるさ。またな。
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初めて書く作品になります。公開は不定期になりますができる限り書いていきます。
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