因みにファーストウエーブで気づいたかもしれませんがそれぞれ地震の第一波、第二波をモチーフにしています。

本編　オーガの集団が現れた。

それは今思えば崩壊の兆しだった。

なぜならオーガより強いものがオーガを従えているということだから。

魔法使いや弓使いの連射によってなんとかジリジリと削れている現状。

だが弓矢は消耗品だ。つまりいずれつきる。

ハヤテはそんなさなかオーガジェネラルと対峙していた。

オーガジェネラルを倒せば指揮系統が乱れ防ぎ切れると考えたのである。

ハヤテの剣戟とオーガジェネラルの剣戟の行先は全く異なっていた。

オーガジェネラルが一撃を重視するならハヤテは連撃を重視する。

ハヤテは皮膚を削って防御力を減らそうとしている。減らした上で倒すために。

ハヤテとオーガジェネラルが戦い始めて30分変化が見られた。

オーガジェネラルの剣戟が乱雑になってきている。

対してハヤテは慌てず避けながら連撃を繰り出し続けさらに10分後決着がついた。

勝者はハヤテだった。

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