第二部 「第一章 第一節 東の海へ」からの登場人物
ディレン
<第二部>
第一章 第一節 東の海へ「14 東の港」から
<第三部>
第二章 第二節 揺れる故郷「1 船長の自白」から
・アルディナのミーヤの「旦那」の一人
・ほとんど黒に近い茶の髪にかなり白髪が混じっている 同じ色の瞳 白い肌 小柄
・47歳
・離婚歴あり
現在はアルディナの神域とシャンタリオの神域を航行する船「アルロス号」の雇われ船長。
元々はトーヤの故郷である港町で小さな船の船長をしていた。
ふとしたことからトーヤとミーヤに出会い、その日からミーヤの旦那になる。
その時の年齢は29歳。
堅実な商売をしていたが、ある時突然海賊船として外海に出て、その結果全てを失いその後は雇われ船員として働いていた。
ミーヤが亡くなる時に「トーヤのことを頼む」と頼まれて気にかけていたが、ほんの少しだけと目を離した間にトーヤが姿を消し、急いで探しに追いかけた。
そのままアルディナの神域の東の端「ダーナス」を根城に船乗り生活を続けていたが、アルロス号の船主に見込まれて船長となり、二つの神域を行き来する生活になった。
――――――――――以下ネタバレあり――――――――――
「男の面子」からミーヤに対しては「単なる旦那」としてしか接していないつもりだったが、実は初対面で運命の相手だと本心から惚れ込んでいた。
ミーヤを失ったことでトーヤのことを頼まれていたにも関わらず、どうしてもミーヤのいた町にはいられず逃げ、戻って来るとトーヤはいなくなっていて、死にものぐるいでトーヤを探すことになる。
ミーヤを失った今、自分に残ったのはミーヤとの約束だけだとの最後の希望だったが、再会したトーヤからの信頼を得られず、絶望して一度はトーヤに自分を殺させるように追い詰める。
シャンタルにその間違いを諭された後はトーヤ達に力を貸し、守る存在となる。
トーヤに対して「自分はバカ息子に殺されてやろうと思うほどの親バカ」との自覚がある。
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