キリエ

<第一部 「第一章 第一部 シャンタリオへ 7 三人の訪問者」から>

<第二部 「第一章 第四部 シャンタリオへの帰還 12 訪問と再会」から>



・茶と金 これは役職である侍女頭の色

・半分以上が白髪はくはつ 細身

・「第一部」でトーヤと出会った時の年齢50代


・「第二部」での年齢は60代




トーヤがシャンタリオに流れ着いた時には、「シャンタル宮」に上がって50年以上になり、20年以上に渡って侍女頭を勤めていた。

マユリアの勅命でミーヤがトーヤの世話役になったことに納得がいかず、ミーヤや監視のために付けた他の侍女から毎日報告を付けたり、衛士のルギに見張らせたりする。


今回の出来事にただならぬものを感じており、粗暴なトーヤに良い印象を保たない。


「当代シャンタルの秘密」を知る数少ない人間の一人。

好むと好まざるとに関わらず、トーヤと色々な関わりを持っていくようになる。


他人にも厳しいが自分にはもっと厳しい。

「鋼鉄の侍女頭」の異名を持つ。




――――――――――以下ネタバレあり――――――――――



















































当初はどこの馬の骨とも分からないとトーヤを嫌っていたが、関わりを持つうちにその人間性を知り、互いに信頼し、認め合うようになっていく。


知れば知るほど、表の鉄の顔とは違い、優しい人柄であると分かっていくが、本人はあくまで表の顔、宮の最高権力者の侍女頭の顔を貫いている。


さる大貴族とその侍女である実母の間に生まれた庶子で、5歳の時に最初は行儀見習いとして宮に入れられたが、実父が亡くなった後、家を継いだ叔父の意向により13歳で一生を宮で過ごすと定められた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る