第8話厭な予感

朝、シャワーを浴びサンドウィッチをアイスコーヒーで流し込んだ。

夜中、録画の大河ドラマを見ていたら強烈な腹痛に襲われた。

何度もトイレに駆け込む。

水様便が止まらない。今日は厭な予感がする。

きっと、出勤する途中で便失禁しそうな気がしてならない。

1時間様子を見た。事態は好転しない。

厭な予感がするので仕事を休んだ。


僕は秋に体調を崩す事が多い。だから、無理して働くと再起不能になってしまうのだ。

過去3回肺炎で入院したのも、秋であった。

身体が夏仕様なのか、春、秋は体調を崩す事が多い。


さっき会社に電話して、休む事にした。そして、僕は横になろうと思う。

強力な下痢止めを飲んで2時間ほどすると、落ち着いてきた。

睡眠不足と片寄った食事では、体調が悪くなるはずである。

部屋が1週間前から暗いので蛍光灯を取り替えたら、見違えるほど明るくなり、満足している。

いかん、いかん、またトイレに行きたくなった。

それでは、また、夜。

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