紳士なおじさま彼氏との一幕(男性一人用)
(ドアが開く音)
あれ?まだ起きてたの?先に寝てていいよって言ってたのに
遅いって…フフッ(軋む音)
君は可愛いなぁー…でも夜更かししてたら明日起きれないよ?
明日日曜日だからって遅くていい理由にはならないの、せっかく明日は一緒にいられるのに…君、ほっといたら午後まで寝ちゃうんだもん
じゃあ起こせばいいって…(小声)寝顔可愛すぎて起こせないんだよ…
ん?いや、なんでもない
それより…(布が擦れる音)寂しいからって待っててくれたの?僕のこと。(布が擦れる音)うわっそんなに暴れないでよ、ごめんごめん、冗談だって
君がいなくなったら僕、悲しいな…せっかくお仕事頑張ったのに
フフッ…やっぱり優しいなぁー
ずるいって?そんなことないよ、だって君がいなくなっちゃったら寂しいのは本当だし。お仕事頑張った僕を癒して?
おっさんみたいって…君よりは十分おっさんだよ。君が僕よりもっと若い子を好きにならないかって心配になっちゃうくらい。
いたっ!…急に叩かないでよ。
えっ…それはない?
(布が擦れる音)
(小声)ねぇ、なんで?
分かるでしょって…僕分からないなぁ。どうしてなんだろう、気になるなぁ。
だから、僕に教えて?
…うん、上手に言えたね。えらいえらい…。僕も君のことが好きだよ。
さ、そろそろ寝よっか。…え?目がさえちゃって寝れないの?
そっか…実は僕もなんだ(布が擦れる音)
明日は日曜日だし、夜更かししちゃおっか?
さっきと言ってることが違う…ね。ま、僕って悪い大人だからさ。
今日はもう寝かさないからね?
(暗転)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます