第19話信田と本田
信田さんはアホだがナイスバディだ。
その信田さんが本田さんを誘惑している!
「ねぇ、本田、誰もいないところへ行こうよ」
「お前は確かに外見は魅力的だが頭が残念だから!ダメだ!」
「そんなこといってぇ!ここはどうしたのかな?」
「た、ただの生理現象だ!やましいところなどない!」
「ぬいてあげよっか!そのボッキ、つらそう」
「お前、雰囲気もクソもねぇな!」
華山さんが立ち上がって。
「Hな行為は神聖なるギャグ同好会に不要です!」
顔を真っ赤にして怒っている!
「まぁ、そうだね!段階踏まないとね!本田!あたし達付き合わない?」
「だれがお前のようなアホと、まぁ、中間試験で100位以内にはいったら考えなくもない!」
この学校は一学年300人編成だ。
「わかったよ本田!明日からの部活停止、今日に繰り上げて勉強するよ!」
「最下位のお前が足掻くところを見せるんだな!」
試験が終わり、順位が発表された。俺と華山さんは50位以内だった。
部活へ行くと。
「やったよ本田、99位だよ!」
「ごめんな信田、俺はお前のこと好きだから、一緒に卒業したくてあんなこと言っちまった!好きだよ信田…!」
本田さんは信田さんを抱きしめた。
「まだ私達二年生じゃない。しかも、5月だよ。だからムードがない。その告白50点、でも付き合おう!」
「なんで偉そうなんだよ!まぁ、お前だからよし!」
今日は信田さんと本田さんを同好会みんなが拍手して祝福した。
俺も華山さんを笑わせることができたら………!
そんな邪念がはいったからか今日のギャグはスベったのだった。
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