第5話 たからきず
残った傷に触れる
痛みを蘇らせるために
辛い事は忘れない
心ある限り
見つめているのは未来
けれど思い返すのは過去
ばいばい
さよなら
ぜんぶ過去
また明日はこないけど
この過去を置いていかないでよ
刻まれた傷に触れる
痛みを忘れないために
行こう
また会おう
それでも過去に目を向ける
未来はいつも目の前にある
だから安心して後ろを向くよ
「ストーリー」
君はいつも、傷跡を大事にしている。
隠す事も、忘れる事もせずに。
まるで宝物の様に扱っているんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます