|昔|

『今日は静かだな』

釣りにでも行こうと準備をしていると、ドアをノックする音が聞こえてきた

ドアまでいき扉を開くとそこには見覚えある顔があった

『こんな所に客人とは珍しいと思えばデイトナか』

そこにいたのは古い友人のデイトナだった、このあたりに来たらしく確か私がこのあたりに住んでいるというのを覚えていたらしく探して来てくれたみたいだ

『そうか、今は家に芋があるから焼いて食べようか』『うん、頂こう』

外で焼き芋にして二人で食べながら昔話をひとしきりしてデイトナは帰っていった

その姿を見送った、そのまま庭の様子を眺める

『綺麗な花が咲いたな』

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