第29話 不沈艦
今回はゴルシちゃんことゴールドシップのお話です。
ゲーム(アニメ)のゴルシもかなり破天荒なキャラクターですが、競走馬のゴルシはそれに輪をかけて無茶苦茶な奴でした。
『競走馬の解説ページを見ているはずなのに、何で俺はずっと爆笑しているんだろう?』となっていましたからw
「競馬は血統のスポーツ」とよく言われますが、ゴルシはまず生まれからしてスペシャルです。
『小柄で頑丈だが気性が荒くて人の言う事を聞かない』父ステイゴールドの長所を活かしつつ、短所を抑え込めるようにと『体が大きく頭が良くて落ち着いている』ポイントフラッグを掛け合わせて『ガッツのある中型馬』を作ろうとしたのですが、何の因果か出来上がったのは『デカいが頑丈で頭が良すぎて人の言う事を聞かないヤクザ者』でしたw
有名な話ですが、この母馬ポイントフラッグの父親がメジロマックイーンです。つまりマックイーンはゴルシの母方の祖父に当たります。
メディアを問わずウマ娘のゴルシがやたらとマックイーンに絡むのは、そういった血縁的な気安さがあるからなのでしょう。
前回少し書きましたが、馬は大きくなればパワーが上がりますが、逆に巨体を支える脚部の不安を抱えることになります。
ゴルシは大きかったのですが、現役期間中には怪我らしい怪我をせずに最後まで通せていたそうです。
この事は単純に「それは良かったね」で終わらせても良いのですが、どうやらゴルシはその知能の高さから『怪我をした馬がどうなるのか分かっていた』らしく、現役中は敢えて力をセーブしていたという噂があります。
これを「ウッソだろお前」と言い切れない所がゴルシの怖さだったりしますw
ちなみに今回のサブタイトルの『不沈艦』はゴルシの頑丈さを称えて付けられたニックネームです。
また、ゴルシはやたらと神経質で気に入らない馬や人物は誰彼構わず威嚇したり振り回したり蹴ったりしていたそうです。
特に別厩舎のボス格だったトーセンジョーダンが大嫌いで、見つけ次第蹴りに行っていたとか…w
ゲームでもゴルシはジョーダンにはやたらと当たりがキツイです。ジョーダンを見かけるとすっ飛んでいって絡みます(アニメにはジョーダンは出ていなかったと記憶しています)。
それが故に悪さを繰り返すゴルシを捕まえる為に、ジョーダンを囮にしてゴルシをおびき寄せる、なんて作戦をエアグルーヴがやってましたw
いつもジョーダン1人が訳も分からずに一方的に被害を被って「納得いかないんですけどぉ〜っ?!」って言う様式美だったりしますw
他にも有名な『120億円消失事件』を始め、とにかく書ききれない程にゴルシはネタの宝庫です。
ウマ娘ネタと関係無いので今回は省いたネタがたくさんありますが、皆さんも良かったらゴルシ伝説を覗いてみて下さい。大爆笑を保証しますからw
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