縁側にて

縁側に

一人座って

お茶を飲む


明るい青空と

輝く太陽に

目を細めて


静かな空に響く

鳥のさえずりに

生命の気配を感じ


山鳴りと同時に

ざわめきだした木々に

自然の声をきく


手にある湯のみの温かさによって

自分の存在を見出し

生をうけた喜びをかみしめて

また茶をふくむ


縁側に

一人座って

お茶を飲む


たまにはこんな

時間もいい

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