陽が沈んだとき
激しく美しい炎が
地平線を光らせて
うすい碧色の空は
南国の美しい海を思わせる
それは一日の中で
最も明るい空
星が段々と明るさを増すと
空は段々と暗くなる
昼の空とは違う
夜の空とも違う深い蒼は
とても澄んでいて
どこか寂しげで
なぜかやさしい
夜が訪れるまでの
短い短いひととき
時を留めてしまいたい
そう思わずにはいられない
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