第16話 剣の錆

エリート冒険者「やぁ、お前は貧乏な家の出身らしいな」


平凡冒険者「うん。でも腕に自信はあるよ」


エリート冒険者「どうせ大した事はないんだろう? 俺は一流の剣技を学び、一流の装備を持っているがお前はどうだい?」


平凡冒険者「確かに僕は君に何一つ敵わないだろうな。ところで、その一流の装備を見せてくれないかい?」


エリート冒険者「今は宿屋に預けてあるんだ」


平凡冒険者「なるほど、それなら長生きでは僕の勝ちだ」

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