第27話 新年のご挨拶

 新年おめでとうございます。

 旧年中は大変お世話になりました。

 本年も変わりなくご贔屓にしていただけますよう宜しくお願い申し上げます。

 みなさまの一年が素晴らしいものであることを心から願っています。


 寅年ですね!

 年賀状用の冊子に風神雷神の屏風絵があったので、わたしの親族には虎ではなく風神雷神を送りつけてみました。なんか虎より強そうだったので。笑


 年末年始、いかがお過ごしでしょうか。

 わたしは年明け前から数日かけてストレスを溜めまくっておりました。それについてはあとで詳しく書くとして、まずはわたしの今年の抱負を書いておこうと思います。

 どっかに書いとかないと絶対一年覚えてないので、毎年エッセイに書いております。

 今年のわたしの抱負はこれっ!


『残ってるものを片づける』


 ええ〜当たり前ぇ〜。笑

 でもこれです。

 わたしやりかけとか、手を出したまま放置しているものがちらほらありましてですね、今年はそれを可能な限り終わらせるために動こうと思います。

 カクヨム関連の中でいえば、まず一番引っかかっているのがココナラっていうサイトで添削におカネもらえるようにすることですね。これが一番気になってます。ちょっと細かいところがいろいろわからなくて、そこに充てるだけの余裕がなくて放置しておりました。一年もあれば流石にちゃんと準備してやることができるでしょう。笑

 あとは今書きかけの小説を完成させること。

 あとは『舞台女優』もなんとかして終わらせたい。これは正直できる気がしないんですが、まあ言うだけタダだから!

 あとは〜、今ちょっと浮かばないんだけど、多分まだなにかしらあるはずです。

 いろいろやらなきゃって思って中途半端にしているものを、ひとつでもいいから、できるだけ良いようにしたいですね。一年もあれば、流石になんかひとつくらいはできるでしょう。目標は低く! 笑

 

 さてさて、年末年始わたしがなにをしていたかといいますと、まさしくお姑さまに振り回されておりました。

 時は1ヶ月ほど遡ります。

 1ヶ月前、我が家にお姑さまとお舅さんが朝から突撃アポなし訪問しました。2階で掃除機をかけていたわたしはピンポンの音にまったく気づかず、たまたま休みで1階で遊んでいた旦那が対応。気づいたらふたりが家の中に。

 そんで、お姑さまが言うんですよ。


「それでね夏緒さん、お正月のことなんだけどね。毎年毎年準備するのが大変だから、おカネもかかるしね、娘にもいっつもあれこれ文句言われて腹が立つから、今年はもうご飯の準備するのをやめようと思うのよ」


 そーれは良いですね! こちらとしても願ったり叶ったりです! 娘さん(旦那の妹さん)ありがとう!! と、わたしは心のなかで大歓喜しました。

 これで正月から傷んだ美味しくないおせち食べなくて済む!! 持って帰れ持って帰れ攻撃を受けなくて済む!! とわたしには大喜びの報告です。

 そんで、わたしが当日に人数分のお寿司を買って持っていくことではなしが落ち着いて、わたしは何度も何度も

「なんも作んないでくださいね、本当になんも作ったら駄目だからね、約束ですよ、握り寿司は日持ちしないから余らせるわけにいかないからね!」

と繰り返し、その日はふたり帰っていきました。

 そしてやってきた12月30日。晦日ですね。

 朝から電話がかかってきました。お姑さまでした。


「ああ夏緒さん? 明日のことなんだけどね、あんた寿司買うてきてくれるんやろ?」


から始まり、世間話のあとに


「あのね、おっきなブリがまる一匹売ってたから一万円出して買うてきたんよ」


 お? なんて?


「娘がさばいてくれるから大丈夫なん。そんで娘が数の子とかきんとんとか作ってくれるっていうから。そんで、私も揚げ物とかちょっとしてね、そんで、」


「ちょっと待って! わたし寿司買っていくんですよね!? 魚一匹買ったの!?」


「そうなんよ〜! でっかいの! すごいの!」


「なんでそんなもん買ったの!? わたしが寿司を買う意味ないじゃん!!」


「いやあんたは寿司持ってきてえや。あとジュースとかの飲みもんね。ほんと、揚げ物なんてちょっとしか作ってないから! ね! そんで明日(大晦日)なんやけどね、みんなでお墓参り行こうや。お昼に遠くからのみんなが揃うから、お昼になったら電話するわ。そしたらおいで、一緒行こ」


「ああ〜……なるほど。わかりました。寿司とジュース買って、明日昼に電話してくれるからそれからお墓参りね」


 何度も確認して電話を切りました。用意するものがあるので、旦那にもラインでそのままの内容を連絡。そんでわたしは翌日の準備をするために、中間反抗期まっさかりの子どもらを連れてお買い物に行ったのです。

 子どもらが数珠を持ってなくてですね、いつも借りたりしていたんですよ。でもまあ数珠なんて死ぬまで使えるし、マイ数珠買ってやってもいいだろ、と、最寄りのひろーいショッピングモールのなかを数珠を探して徘徊し、「たっっっけぇ!!」とか言いながらふたつ購入。わたしの数珠なんてダイソー商品なのに。なんかダイソーに売ってなかったんですよね、なんでだろ。

 それからお供え用のお花を買って、他にももろもろ買い物をして帰宅。

 夜になって仕事を納めて帰ってきた旦那に、

「お姑さま前言ってたことと全然違うこと言ってんだけど! 生魚ばっかりそんなに食えるか!!」

と文句を言うと旦那は爆笑。

 そんで、

「昼に電話するって言ってたけどあれ絶対昼前だから。多分11時くらいには電話かかってくると思うから」

と見立てたわたしは、昼前11時には余裕を持てるように予定を組みました。


 そんで翌日の大晦日です。

 何時に電話かかってきたと思います? 午前9時半です。笑

 昼前ですらねえ。それは朝やないか!!

 大急ぎで洗濯物を干していたわたしは手元にスマホを置いていなかったので気づきませんでした。時間が経って干し終えてパッとスマホを見たら鬼のような着信が。

 これわたしがかけ直すと準備が進まねえな、と判断したわたしは、なぜかいつでも手の空いている旦那、にかけ直してもらいました。スピーカー状態にして黙って準備の続きをしていると、電話に出たお姑さまはお怒りでした。


「もしもし! ああ息子(旦那)くん? 夏緒さん何回電話しても出ないんだから、どうなってんの、こっちはずっと待っとるんよ!」


 などと聞こえてくるではありませんか。


 まだまだ長くなるので次に続きます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る