20210929 「コインランドリー」



コインランドリーで本を読むのがたまらなく好きだ。

それも大きなコインランドリーではなく、少し小さめの寂れたコインランドリーが好きだ。


コインランドリーの生暖かい空気、洗濯物の匂い、規則正しく並んでいる乾燥機の扉、その全てが心地いい。

洗濯が終わるまでという時間制限があるのも読書に特別感を与える要因になっているのだろう。

それを味わうために僕は家の洗濯機を使わずにここにきている。

なんて幸せな時間だ。

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