眠りから覚めたら

永い永い眠りから覚めたら

少しだるい身体からだを伸ばして


起き上がってみる


窓の外に広がる 世界を垣間見る

手を差し伸べられた 記憶を探る


そっと


立ち上がってみる


鏡の中に君だけが映る




こんなにも多くの人がいるのに

どうして一人でいるんだろう?




もう扉を開けるときが来た

次の景色は想像を超えてく



昨日までのことは

       少しだけ脇に置いて



新しい この景色の中で


君は君を 一から始める







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