ひとり ふたり
ひとり
どこまでも 歩いてきたら
不器用な君が 追いかけてきて
いつの間にか もうひとりでは
前に 進めなくなっていた
ふたり
いつまでも 隣にいたら
心がよわく なってしまって
いつの間にか もうふたりでは
あまり 笑えなくなっていた
別々の道を歩もうと
少し距離を取る
心が 読めない だから また
後ろを振り返って
目で追ってしまう
ひとりより ふたりの方が
寂しくないと思っていたのに
ふたりでいても 悲しいことはあるんだね
ひとりでいても 笑えることもあるんだね
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