黒猫テオと旦那の椅子取り戦争(ウォーズ)

我が家の居間には旦那のゲーム用に肘掛ひじかけのついた椅子いすが置いてある


この椅子をめぐって我が家では黒猫テオと旦那の椅子取り戦争ウォーズが連日繰り広げられている


旦那がゲーム中近寄るテオ


「にゃぁー(代わってー)」

「嫌っ」

「にゃぁー(代わってー)」

「いーや」


とてとてテオは私の側に来て


「にゃうにゃぅぅ」

「あー椅子譲ってくれないのね(・_・;)」

「にゃぁう」


ん、猫語解さない私でもチクりに来たのわかるよ(ーー;)


よしよしヾ(・ω・`)


と、ゲームする旦那を横目にひたすらテオを


しばらくするとゲームの合間に旦那がトイレに立った


「テオ、椅子空いたよ!」


それまでなでなでされてたテオはスッと私から離れ、旦那のゲーム椅子の前に行き、すわ…らない(・・?


「テオ、座らないの?」

「・・・」


無言で廊下の方を見ているテオ


やがて、旦那がトイレから帰って来た


居間に帰って来たテオと旦那の視線がから


「にゃう!(今だ!)」


叫んでテオは椅子に飛び乗る


「どいひーーーー!」


叫ぶ旦那


「今?今椅子に飛び乗るの!?」

「(≧ω≦。)プププ勝者テオ!wwwwww」

「代わって、ねぇ代わって」


どんなに旦那が言っても、代わってくれなかった旦那にテオが椅子を譲るはずもなく…


『猫の狸寝入り』を決め込んでガン無視のテオ


「どいひー(TдT)」


旦那はあきらめてソファでゲームの続きを始めた


我が家の戦争ウォーズは平和です


ちなみに、旦那が仕事で家にいない時にテオがゲーム椅子にいることはめったにない。


確信犯(ーー;)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る