詩集

玄門 直磨

置き去りの心

雪の降る季節 君と出会った

時間を共に過ごし

君から色々なものをもらい

僕は様々なものを与えたね

あえない夜はとても切なくて

でもあった時の喜びは何事にも代えがたかったんだ


桜が散る季節 君と別れた

それは突然やってきた

その時僕の瞳から涙が零れ落ち

そして君も一緒に泣いた

その涙は僕の事を思って出たものなの?

けれど僕の涙が報われる事は無かった


そしてまた 雪の降る季節がやってきた

もう一度この季節

同じ場所で君と出会いたい

また二人で歩いて行こうよ

僕の心はあの時のまま

桜吹雪と一緒に置いてきてしまった

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