詩集31 言流し、想い葉にのせ、添うは愛
仲仁へび(旧:離久)
第1話 幸福宣言
「絶対に幸せにしてみせる」
「何が何でも幸せにしてみせる」
「だって、幸せっていいものでしょ?」
私の悲しみを消さないで
後悔を消しては駄目
罪を抱えて生きていく
業を背負って過ごしていく
悪い事を忘れたくない
辛い事を糧にしたい
挫けた日々を抱えて痛い
嘆いた夜を覚えていたい
なのに
ほどけて くだけて 小さくなって
どんどん 砂のようになってしまうの
「今日から貴方達を幸せにします!」
「幸せの神様が頑張るからには、絶対の幸福を保障しますよ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます