しょんぼり・委員長・婚
「しょんぼりしてどうしたのみなさん。というか
突然どことからともなく現れた女性には見覚えがあった。双子の魔法使いの少年と戦った時に彼らを助けにきた介入してきた女性だ。そして
「どこから入ってきた。それに
一気に警戒心が増していく。この人はやばい。そう本能が告げいている。
「なにって貸してたものを返してもらいたかっただけなんだけどね。あら。そのこのお嬢ちゃんってもしかして神崎のお嬢ちゃんじゃない。うそ。目が覚めたってこと。そんなの聞いてないわよ。あそこの婚活がうまく言ったってこと。そんな馬鹿な」
ひとりでブツブツと話し始める。前にあった時もそんな感じだったので彼女の癖みたいなものなのかもしれない。
「ああ。なんだこの委員長みたいな女性は」
「ふぅん。面白いことになってるじゃない。ねえ。あなたよかったら私とこない?きっと偉大な魔法使いになれるわよ」
そう
「あら残念。しかし面白い人達が集まっているのね。相変わらずといったところかしら。じゃあ、貸してたものを返してもらうわね」
さっきから言ってるそれはなんなのだ。勉さんになにを貸していたと言うのだ。
「さ。行くわよ」
ふっと姿を消す。
「えっ」
あの時と同じ。これが彼女の能力なのか。
「やめてよ!」
続いて聞こえたのは
「じゃあね。特異点くん」
そうウインクして姿を彼女の姿は消えた。隆司くんと一緒に。
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