孤独を肌で感じてみよう

孤独を肌で感じてみよう


それは温もりが去った後

もうすでにかき氷は溶けてしまって

机の上に佇んでいる


それは怪我の治りかけ

瘡蓋をはがしたらまた会えてしまう

絆創膏なんて貼らないで


それは布団の温もり

死んでしまったペットの剥製が

ずっと動かず目も合わず


それは自分を触ること

輪郭がだんだん見えてきて

世界からどんどん離れてしまうこと

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