第48話- 覗き見

わずかな隙間から入り込む甘ったるい嘘と指の隙間からこぼれおちる淡い期待


どちらが先になくなるか、きっとあなたは見えないところで覗き見してる


私の心に忍び込んで複雑な感情を弄ぶなんて...


冷えきって固まっていた身体にやっと温もりのある血が流れ始めたばかり


この手が届くところに居て欲しい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る